kunirov’s diary

書きたいこと書いてます

もどかしいよ、青空

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今週のお題〉空の写真
 
朝、目がさめると久しぶりの晴れ間だった。素直に嬉しい。雨が嫌いな訳じゃないけど、青空を見ると気分が高揚する。特に雨上がりの青空なんかは最高だ。
 
あまりにも気持ちの良い青空だと、とても爽快な気分になると同時に、この青空の全てが広すぎて僕自身の知覚する範囲に収まりきらないことに、もどかしい気分になる。
 
このもどかしさ、表現しづらくて上手く伝えられない。せっかくなので吐き出してみようと思った。
 
 
想像してみよう。
 
端が見えないほど長いテーブルに食べ切れないほどの美味しい料理が並んでいるのに、食べ切れないどころか自分の目の前にある数皿分を食べるだけで精一杯。
一番端の料理が何か知ることすら出来ないし持ち帰る事も出来ない。
 
誰でもタダで招待されるけど、パーティは今しか開いてない。席を立ったらそれがお終いの合図。
みんなとパーティーを楽しみたいし、いつでも席を立って遠くの料理をつまんでみたいし、なんならお腹が空くまで散歩もしたい。ほんとはさっきからお腹が痛くてトイレに行きたいんだ。
 
でも、この魅力的なパーティーは今だけ開かれる。いつ終わるかもわからない。すぐかもしれないし、長く続くかも。もしかしたらもうテーブルの最果てでは片付けが始まっているかも。
 
さぁトイレに行くべきか行かざるべきか。