kunirov’s diary

書きたいこと書いてます

NHKハートネットTV 8月31日の夜に。をみて呟く。

10代の子たちってそんなに息詰まってるの?と、10代を卒業して間もない後輩に聞いてみた。
たまたま休憩中にみたNHKの「ハートネットTV 8月31日の夜に。」という番組を見て、とてもたまらず聞いてみた。返ってきた答えはどれもなるほど、確かにそうだよねと頷けるものだった。

一番気になったのは、自己嫌悪感というのか、自分自身を否定している感じが強いこと。いろんな理由を土台にして成長したマイナスの感覚が自分の存在そのものを拒否し始めていると感じた。


こういう行き詰まり感というか息詰まり感を若者特有の~というのは容易い。とくにおっさん連中はそういうこと、言うね。
でも本当はおっさんだって息詰まっている。ただそれを気づかないようにしているだけなんだろうな。たまに爆発するおっさんもいる。結構、たくさんいる。ずるいんだよ、おっさんは。でもそうしねーと生きてけないの。たぶん。かっこ悪いけど。


居場所がないっていう声に対して、居場所ってのは自分で作るものなんだよという答えが定番なのかな。でもほんとに居場所なんてないんだな。そうそう見つかんない。僕なんかいまだに探してるくらいだ。
でも10代のひとがいうのと僕くらいの年代が言うのとじゃ深刻さは段違いなんだろうね。僕らなんかはいくらでも逃げられる。物理的に、精神的に、社会的に賢く逃げる方法を知っているから。知らない人はかなり生きづらい。
でも10代でそれを知ってる人は少ないんじゃないかな。だから逃げようがないし、ゆえに追い込まれやすい。逃げたら逃げっぱなし、逃げ癖がつくなんて言う人がいるかもしれないけど、死ぬよかよほどマシだ。

 

若い世代が生き死にかかるほど追い込まれるなんて、おっさん世代の僕らが、生まれてきたことの意味を示せてない、生きることの凄さや面白さを伝えられてない、そういう背中を見せてやれてないってことだと思う。だから無責任に頑張れなんて言えやしないんだけど、それでもなんとか生き抜いて欲しい。そんでもってそれなりの世代になったらあとからくる若い連中に示してやってほしいなって思う。自分らの上の世代は当てにならなかったけど、自分らはこうやってのりきったぜ!やればできるよ!大丈夫!ってさ。現実に後れを取りながらも、おっさん世代もなんとか、今からでも応援してる。

ごめん、なんだか取り留めないけど。